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mumble incoherently
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BGM♪  un homme et une femme / Clementine


先月に引き続き、また風邪をひいてしまった。

私は生れつき「鼻中隔彎曲症」(びちゅうかくわんきょくしょう)という、鼻の骨が曲がって
しまっている体質を抱えていて、そのせいか鼻のみで呼吸をするのが少々困難なときが多く、
ついポカ~ンと口を開けて息をすることが多くなってしまう。

床屋で「お顔に失礼しま~す」と言われて蒸しタオルを鼻だけ開けて顔に掛けられると、
息が上手くできなくて、「ふごっ!ふごもごっ!!」と、大変苦しい。

「はい。お疲れ様でした~。タオルどかしますね~」「ふご・・・」

疲れたどころか、お花畑に川があるあの場所の一歩手前である。
変なところで見栄っ張りの意地っ張り、負けずギライな性分。やめてください!とも言わず、
ひたすら息をガマンしてたこともあった。なんの得にもならない損な性格である。
というか、バカである。

閑話休題。

口呼吸だと、風邪の菌が直接ノドを攻撃して風邪になりやすいらしい。

私がよく風邪をひくのは、きっとバイクにでも乗ってるとき、いつもヘラヘラと口を開けた
アホヅラでいるからであろう。

そんな今日、自分でテキトーに作った「中華風トリガラおじや・生姜入り風邪仕様」が
思いがけずとても美味しそうだったので、たまにはテレビの世界ふしぎ発見でも観ながら
野々村真と回答バトルでもしつつ、ゆるりと美味しいご飯の時間を過ごそうと思い、
おもむろにテレビのリモコンでスイッチを押したが、反応なし。

こんなとき、大抵の人は電池の消耗を疑い、リモコンに平手打ちや空手チョップ等の
打撃を与えてみるだろう。
電池消耗の黎明期なら、それでまた余裕でリモコンが効くようになる。一安心だ。

それでもダメならリモコン裏側の電池の蓋を開け、ぐりぐりと電池を指で回すだろう。
これが第二次電池消耗期(勝手に命名)。この段階で効けば、電池はまだ生きている。

最後に、空手チョップもぐりぐりも効かなくなり、ついにご臨終かと思われたリモコンの電池に、
死者に鞭打つかのように「これでもか!」と、左右の電池を入れ替えてみるだろう。
稀にこの技で「死せる孔明、生ける仲達を走らす」がごとく、リモコンが反応する。

生憎私のリモコン電池は先日、この最後の「死せる電池、生けるテレビを走らす」の必殺技を
お見舞いしたあとだったので、もういい加減ウンともスンとも反応してはくれなかった。

電池・・・「なぜかいつも買い忘れてしまう物選手権」があったら、ぶっちぎりで金メダル
なヤツではなかろうか。かく言う私も買い忘れてしまっていて、ただいまリモコンは
「すいっちがいっぱいついてるただのきかい」に成り下がりっている。

なんだか、なにが言いたいンだかワケのわからんこんな内容のない文章、
風邪っぴきのときの私の「支離滅裂っぷり」の備忘録と思って読み流していただけたら
幸いな、39度の熱の夜である。

それにしても・・・こんなに最後の最後まで使ってもらえる電池って、他にはないだろうなぁ・・・。

model shizu
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by hideet-seesaw | 2010-11-28 01:59 | photograph
nostalgic moon
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BGM♪ Fly Me To The Moon / Brenda Lee


先日、夜に運転をしていると、月がとても綺麗だった。

幼き頃、家族で遠出をした帰りであっただろうか。
遊び疲れて、父の運転する車の後部座席に寝そべり、夢うつつに車窓に流れる
街の灯を見ていると、月だけが流れる景色の中に消えてゆかず、
車を追うようにずっと見えていることに気づいた。

澄んだ夜空に少し雲の衣を纏ったとても美しい月だったのだが、
その月が私を乗せた車を執拗に追ってくるような自らの空想に囚われ、
なんだか少し怖くなって目をぎゅっと閉じたり、また恐る恐る見てみたり
して、帰路を飽かずに「追ってくる月」の幻想を楽しんだものである。

いつのまにか忘れてしまっていたそんな情景をふと思い出した。
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by hideet-seesaw | 2010-11-25 15:33 | photograph
rolling snail
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BGM♪ As Tears go by / The Rolling Stones


一昨日、目が覚めると視界がぐるんぐるんしていた。
眩暈である。あまりのぐるんぐるんに起き上がることもできずに、なすがままに
仰向けで、めくるめく「スーパー・ローリング・ビュー」を眺めていた・・・。

30分もすると収まったので、PCで写真の仕上げの仕事を始めたが、
ちょっとでも首を傾けると、その都度

「あっちむいて ぐ~るぐる♪ こっちむいてぐ~るぐる♪」

と、なんだかN○K教育テレビの子供歌みたいな状態で、気が気ではなかった。

あくる朝、目が覚めるとまたしてもスーパー・ローリング・ビュー。
しかも、今朝は教育テレビの子供歌なんてカワイイもんではなく、中島みゆきの

「まわるぅ~~ まぁわるぅ~~よ 時代~はまわるぅ~~~♪」

くらいの迫力になっていたので、これはヤバい・・・と思って、収まるのを2時間ほど
待ってから医者に行ってみた。

検査の結果「メニエール」だそうな。自律神経失調症の一種で、寝不足、過労、ストレスが
原因で、耳の奥の三半規管にリンパ液が溜まって、平衡感覚を司る神経を狂わせるのだそうだ。
しばらくは薬を飲んで安静に・・・とのことだった。

いやはや・・・円広志の

「回って回って回って回るぅぅぅ~~♪」

になる前に、中島みゆきの段階で医者に行ってよかったものである。

ちなみに今夜は眩暈の薬が効いているのか、脳内はとっても静かな凪である。
そんな「脳凪」の夜に、こうしてブログを書いてみるのも趣があってなかなかよろしい。

model tommy
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by hideet-seesaw | 2010-11-17 17:18 | photograph
analog color
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BGM♪ Just The Two Of Us / Ralph MacDonald


先日、実家の母から

「今使っているテレビが来年には使えなくなるんでしょ?デジタル放送ってのが映る新しいテレビが欲しい
んだけど、お父さんも私もどんなの買ってよいか全然わからないから、秀人、選んで買ってきて」

との電話が来た。

私の両親は「超ド級」のつくアナログ夫婦で、未だにパソコンが何に使うものかわからなかったり、
ビデオの予約録画など、何度教えてもまったくできず、結局「こーやって録ればいい」と言って、
録りたい番組があると、番組の始まる5分前にはちんまりとビデオデッキの前に鎮座して、
番組が始まると神妙に「録画」のボタンを押し、ビデオデッキが動き出すのを確認してからその場を立ち去り、
終わる時間になってまたしずしずと戻ってきて、慇懃に「停止」のボタンを押すような両親である。

父親に至っては「秀人・・・このCDはどうやって巻き戻すんだ?」と訊いてきたツワモノである。

デジタルチューナーを繋げれば、従来のアナログテレビでもデジタル放送を観られるのだが、
ただでさえアナログ&メカ音痴夫婦に「でじたるちゅーなぁ」などという、彼らにとって
意味不明であろう機械をいたずらに一台増やすのも忍びなく、この際だから新しいテレビを
買ってしまおう!・・・ということになった。

そして、そんな両親の元に私の選んだ42型のデジタルハイビジョンテレビがやってきた。
その映像の美しさと迫力は、アナログブラウン管の32型とはケタ違いである。

母親など、今までまったく興味を持っていなかったゴルフ番組をたまたま観て、
これまた今までまったく興味を持っていなかった、そのとき映っていたハニカミ王子
こと石川遼選手のファンになってしまった。デジタルフルハイビジョンの大迫力で
彼の美しいプレーを観たら、虜になってしまったようだ。なんと単純な・・・・。

父親は、相も変わらずB級洋画などをのんびりと観ているが、B級映画でも
デカいテレビで観れば迫力があって楽しいらしく、新しいテレビを気に入ってくれたようだ。
「バキューン!!どっかぁああーーん!!がちゃーーん!!アチョーー!!」という
安っぽいアクション映画の効果音に、母親は相も変わらず閉口のようだが。

兎にも角にも、このデジタル時代にあって愛すべきアナログ夫婦である。

それにしても・・・だ。
あのエコポイントの申請のメンドくささといったらありゃしない。

案の定、両親はテレビについてきた取扱い説明書や保証書、その他もろもろ大量の書類の
何をどうやって申請に使ってよいのか、最近殊に度の強くなった老眼鏡をかしげて悩んでも
わからず、結局私が代わりに申請した。のだが・・・。

ネット上で申し込むにしろ、少々わかりづらい上に、やれコピーを取れだの、貼り付けろだの、
送れだの、ネットからの申し込みの場合はこっちの住所に送れだの・・・
34歳のクリエイター職の私でも面倒この上ないものであった。

電気屋を営む知人いわく、その面倒さゆえに申請しない人もかなりいるという。
そして少しでも書類に不備があると、問答無用に却下されてしまうそうだ。

団塊世代以上の高齢者が増えつつある昨今、ただでさえデジタル放送統一化で困惑しているであろうに、
なんとも不親切な話だなぁ・・・と思いながら、まもなく使えなくなる自宅のアナログ29型テレビで、
戦場カメラマンの渡辺陽一さんが「SPEED」の「White love」を熱唱する番組を観て、
朝からひとり大爆笑している、天気の良い日曜日である。

photo yuigahama-kamakura
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by hideet-seesaw | 2010-11-07 09:59 | photograph